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養豚協が豚熱で要請
養豚協が豚熱で要請
(自民党)農林部会合同会議
自民党の総合農林政策調査会・農林部会合同会議が10月24日、党内で開催された。
会議では、5日に議論された総合経済対策の重点事項案について修正内容が報告されたほか、江藤拓会長からは、一般社団法人日本養豚協会からの「豚熱対策に関する緊急要請」が示された。豚熱対策における要請内容は次の通りになっている。
■豚熱ワクチン接種体制の強化
専門知識を持った獣医師に加え、その的確な指示の下で農業従事者が接種を担うことができる仕組みを導入するなどの接種体制の強化。
■豚熱ワクチンの複数回接種のあり方を含めた効率的な接種方法の検討
農場周辺に野生猪が出没するなどリスクの高い地域では当初から複数回接種を予定するなど効率的な接種方法を検討。
■レンダリング処理の円滑化
国から都道府県に対してレンダリング接種の活用を促すように指導
■野生猪用経口ワクチンの十分な確保と効果的な散布
予算額の確保ならびに都府県への適切な指導
(食肉通信 2022年10月24日号より抜粋)