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感染源は500㌔以東か(農研機構 山口県の猪豚熱)

感染源は500㌔以東か(農研機構 山口県の猪豚熱)

農研機構は豚熱ウイルスの遺伝子解析により、今年3月に山口県内で要請と確認された野生猪由来のウイルスが、2021年5月におよそ500㌔離れた紀伊半島東部で陽性と確認された猪に由来するウイルスと最も近縁であることを明らかにした。
この結果は、ウイルスの長距離伝ぱに対する対策の必要性を示している。
18年9月に岐阜県内の養豚場で2年ぶりに発生が確認された豚熱は、その後、野生猪でも感染が確認され、猪の感染地域の拡大とともに、猪の感染が確認された地点の近隣の養豚場での発生が続いている。
長距離伝ぱが猪の移動や猪間の接触などによる感染のみによって起こる可能性は低いと考えられるため、豚熱ウイルスが何らかの人の活動を介して遠隔地に持ち込まれた可能性が懸念される。)