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中国、青海省・チベット自治区で牛の口蹄疫発生

 独立行政法人農畜産業振興機構の情報によると、中国政府はこのほど、国際獣疫事務局(OIE)に対し、青海省及びウイグル自治区における口蹄疫の発生を通報したとしている。

 中国青海省では、3月にも牛のA型口蹄疫が発生しており、今回で2例目となる。チベット・ウイグル自治区では、5月2日に牛のA型口蹄疫が発生したのに続き、本年3例目となる。

 中国西部(青海省、チベット自治区、新疆ウイグル自治区)では、3月以降、牛のA型口蹄疫ウイルスの発生が続発しており、5月に入りこれまで4例発生している(2013年通算では7例目)。

 今後、主要な育牛産地である四川省や雲海省などに伝播した場合、中国における牛肉生産や国内価格への影響が懸念されることから、引き続き、中国における口蹄疫の発生に注視する必要があるとしている。