製品情報:ミール
分析試験
分析項目 | 水分 | タンパク質 | 灰分 | 油分 | ペプシン 消化率 |
試験方法 | 常圧加熱 減量法 |
ケルダール法 | 乾式灰化法 | エーテル 抽出法 |
人工消化法 |
飼料分析基準 | 飼料分析基準 | 国際基準 (ISO) |
飼料分析基準 | 飼料分析基準 | |
定義 | 加熱減量方法の実施は加熱減量を水分としている。水分を蒸発させて、その減量から値を求める。 | ケルダール法は直接タンパク質を定量するのではなく、試料中の窒素量を定量しタンパク質に換算する方法である。 |
灰分は無機質量の総量であるが、純灰分のほかに有機物の燃え尽くさないで残存する炭素がある。 有機物の酸化によって生じた炭酸塩も存在する。 |
油は水には溶けず、エーテル等の有機溶媒によく溶けるので、試料をエーテルで処理すると 試料中の脂肪分は、エーテル内に溶出し油分を求める。 | ペプシン消化率はタンパク質の栄養価(消化率)を求める測定法として用いる。 ペプシンという消化酵素を用いて人工的に消化を行う。 |
分析操作 | 試料を規格の方法に基づき135±2℃で2時間乾させ質量を測定する。 | 窒素全量を定量し、これに6.25を乗じて得たものをタンパク質としている。正確に検出できるのはアミノ態窒素又は3価の窒素に限られる。試料を硫酸と混ぜて加熱し、発生するアンモニアの量を滴定によって定量する。 | 灰分を定量するには、試料の一定量を550〜600℃の温度で3時間加熱して灰化する。国際基準では、0.001gの単位まで正確に取って秤量することが決められている。 | 試料にエーテルを浸漬し16時間かけて抽出を行う。ろ過回収した溶液を加熱し、エーテルだけを蒸発させると溶解していた脂肪分が残留するのでこれを秤量する。 | 人工消化法は0.075規定の塩酸溶液にペプシンを0.2%の割合で溶解した酵素液で試料を45℃、16時間分解し、たん白質の分解率を測定する方法である。ペプシン消化率が高いほど栄養素を消化・吸収しやすいと考察できる。 |
主な使用機器 | 定温乾燥機 | Kjeltec ケルテック2300 ケルダール自動蒸留滴定装置 |
ELECTRIC FURNANCE TMFー2100 (電気炉) |
ソックスレー抽出器 | Kjeltec ケルテック2300 ケルダール自動蒸留滴定装置 |